音楽にしろ絵画にしろBali人によるものは伝統的なものや宗教的なものが代表的なのだが現在ではそれこそ色々なスタイルのものがある。 ジャワや他の島出身のインドネシア人アーティストによるもの、外国人アーティストが持ち込んだものやそれらと土着のものが混ざり合ったもの..とイマジネーションは留まるところを知らない。 Baliで芸術といえばUbudが代表的だがリゾート地の代表であるクタ、セミニャック辺りにもたくさんの自称・他称芸術家が溢れていて個展や二人展、グループ展、ライブ展、おおげさな金のかかったものから自宅を開放したようなプライヴェート色の濃いもの..などしょっちゅう催されている。 そんな中、ある個人のNewギャラリーへお邪魔した。 この度自宅を開放してギャラリーにした、そのオープニングパーティである。 彼女は在Bali18年のドイツ人女性でセミニャックではその名が一番に出てくるほど有名な通り66(ダブルシックス)通りの通り沿いに住居兼ギャラリーを構えている。 この夜は7時くらいから招待客、飛び込み客と徐々に訪れ始め、流れているトランスミュージックをバックにそれぞれ彼女の絵を楽しんだり知り合いと話し込んだり、と思い思いに過ごしていた。 インドネシア人ボーイがトレィにフルーツコクテルやカナペを乗せてまわっている。 個展と言っても本人のコレクションの他、彼女が以前知り合いから託された絵も数点あってその中には日本人女性によるアボリジニ(オーストラリアの土着民)のデッサンなどもあった。 ご本人の絵は比較的わかり易いアブストラクト(抽象画)が殆どでありそのヴィヴィッドな色使いがみてる者を楽しくさせるような素敵な絵であった。 大多数のアーティストは自国ではとてもじゃないけれど個展をひらくなんて...という。 とくに無名のアーティストの卵達にとったら個展なんて夢である。 そんな彼らにとってBaliは金銭的にも結構手軽に個展を開けるのだそうだ。 そしてBaliは世界中から多種多様の人種が集まっているから自国では全く相手にされなかった自分のアートがどこかの国の誰かの目に留らない..とも限らないのだ。 それこそ10倍にも百倍にもチャンスは拡がる。 今回訪れたこのギャラリーは比較的個人的な内輪的要素の濃いものであったがその手作り感が好感が持てて非常に楽しめた。 結構通りがかった飛び込みの人も入ってきていたみたいだしBaliにきてショッピングや観光に飽きたら、こんなギャラリー探しも面白いのでは? ちなみに売れたのは1枚だったそうだ。 お値段...日本¥で20万円程のかなりおおぶりなやつなり。 ■レポーター:アキ |