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 16 サングル Sanggul

   既婚した女性が正装をする時の髪型。
このサングルを作るためにバリの女性は髪を長くするものが多い。足りない場合は人工のものを足す。
 村によって、この髪型でないと儀式にでれないところ、規制が緩やかなところもある。
若い女性はいろいろなヘアースタイルをしたいと思う。
だが、クバヤにはやっぱりこのヘアースタイルが似合うのである。


 結婚をすると、女は不自由になる。男性と話をすることも。そして髪も。


 17 ソカシ Sokasi かずら(葛)

  バリではソカシという。ロンタル椰子の乾いた葉で編んでいる。
ウブドへ行く途中、女性が頭に供え物(ガボガン)を乗せ、もう一方の手は子供手をとって歩いている女性。ソカシを片腕で支え、もう一方の手で落ちないようにバランスをとってゆったりと歩いている女性。
 ソカシは何にでも使えそうである。
 しかもデザインがいかにもバリ。日本では使えないだろう、と思っていたが「ハッピー バリ」に置いてみた。使うと、便利で、品もよく、いつもカウンターの脇にちょこんと置かれている。必要なものは自然と自分の場所を獲得する。
 ソカシは村の雑貨屋で売っていたが、最近はおみやげ物店でも売り始めた。バリ人からしてみれば、こんなものが、と思うかもしれないが、なかなかに良いのである。クバヤを来て、これを持つとさらに良いのである。
 大事なものを保存しておくにも、なんだか今っぽい道具である。

 ここで ソカシ がでてくる詩歌や短歌でもあれば、いいのですが。ちょっと作ってみようかな。
  かそわし子供の手をとって ソカシ かかえし 暮れなずむ 道


 18 正装

  バリ人の顔に真剣な表情がみなぎる時。一番顔の表情がよく、動作がよく、物腰が豊かである時。
  儀式に参加をすればわかる。会社の誕生日でもよい。店を開く時の儀式でもよい。 普段着る洗い疲れた服。サイズが大きいオーストラリアサイズの服。バリ人も日本人同様に洋服が似合わない。
  男性は 頭に ウダン、服はサファリ、ズボンはなくて サルンを巻き、その上にさらサルンを巻く。そして皮革のサンダル。
 女性は クバヤにスレンダン(腰帯)。それにイカットのサルンである。
  耳にハイビスカスやフランジパニをつける人もいる。
額に米粒をつけると、ずっと妖しくなると言えば不敬だろうか。


 19 ソンケット Songket

  これはバリバリ、バリでしょ。シルクに金糸、銀糸を織り込んだ布。赤地、緑地、紫地。主人公が纏うのである。人が主人公になる時。
 歯削の儀式、結婚式、あるいは舞踊で主人公になった時。
 これはちょっと日本に持ってみて着れない。仮装パーティーくらいしかない。がソンケットを店やレストランのインテリアに使うと、内装にお金をかけなくても バリの雰囲気は十分。
 リボンでもできそうな5cm幅ほどのソンケットも巻いた形で売っている。これが案外人気なのだ。
 一度着て写真におさめておくのも記念ですね。辛い時、華やかな布に身を纏った自分をみていると、きっと華やいだ気分になると思う。


 20 傘
   オダランの行列の先頭に傘をもった人がたつ。ホテルなどはそれを飾っている。ソンケットでできているが、地が赤、黄、紫、白に金の模様をつけている。
 バリ島には2種類の傘がある。ひとつはこの伝統的なもの。ひとつはアマンキラやアマヌサのビーチなどで、日よけのための「リゾートっぽい傘」
レストランなどもよく使っているし、日本の大阪リッツカールトンなどでも使っている。
 傘を見るとなぜ気分が和むのか。二人を閉じ込めるから。災いをシャットするから?

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