07.ああ不浄 vol.2

あぁ不浄―vol.1−への反響が大きかった為..と言ってもたった1通だけなのだが反響の大きさなんてものは本人の思い込み次第ってことで今回もまたしもネタでいかして下さい。

 
そのメールはBaliの事情に精通している方からで「...あのいつ溜めたか解からないような水で洗っているんでか?.....だとしたら尊敬します」というものであった。
「どんなことでも良いから尊敬される人間になりなさい」と、親に言われて育ってきたので、本心は尊敬されたいけど尊敬されるに値しないのでちょっと悲しいが、私とてあのような水では大切な我が尻を洗浄は出来ません。


私が一番嬉しいのが<ハンディビデ>の備え付けてあるW/Cだ。
トイレットのタンクからホースが直結していてヘッドは水鉄砲のような形。
んで手元のレバーを押すとシャーッと水がほとばしる。
まっ、小型のシャワーですね。
これに出遭うと心がはやる。
使うのを待ちきれずに「物事の順序」を間違えてしまったりすることもしばしばある。
先に尻を洗ってしまってから用を足すという事態になってしまうのである。(信じるなかれ)
次に嬉しいのが普通のビニールホースが直接水道の蛇口に付いているというものである。
これも生まれや育ちがどんな水か知らんが蛇口から出る1番水ということで上位にノミネート。
3番目は溜め水ではあるが水を溜める為のカメやらバケツが蛇口のすぐ下に置かれている状況である。
これなら溜め水の過去が予想できる。
もし気に食わんのならすぐに蛇口をひねればよい。
1番困るのがかの質問にもあるような「いつ溜めたか解からない」風体。
水不足の地域か自宅に水道が引かれてない家などが主な遭遇場所であるから当然蛇口もない。
そんな悪条件の所に住んでいたって住んでる人は必ずトイレを使う筈。
(近くに川があれば川で用を足すのだろうし私も川に行くが)
それも最低でも1日1回は必ずでしょう?
「私は毎週金曜日にしか、もよおしませんよ」などという人には今まで一度もお目にかかったことがない。
当然、水は必要な筈だから見かけは悪くても案外その溜め水は回転しているのかもしれないが、いかんせん見てくれが良くない。どこから汲んでくるのか知らないけれど濁ってたり茶や黄の色が付いていたりするしボウフラが沸いていることもある。
う〜ん、やっぱり出来ない。


昔ネィティブ手洗浄の人に洗浄方法に付いて聞いたことがある。
それは、水の入った手桶もしくは空き缶を右手で持ち後ろからかけながら左手で洗う、というものだったが、この方法では絶対に無理だ。
想像してごらんなさい。
しゃがんだ時のお尻の描き出すカーブを。
余程尻を後方に突き出すようにしなければ水は尻には、正確には尻の穴にはかからない。
尻の穴が尾てい骨近くに付いている人は別としてだが、よそ様の肛門なんてそんなに見たことないが、っていうか一度も見たことないが、そんな人はいないと思う。
見たことがある人、もしくは自分のがそうだ、と言う人がいたらごめんなさい。
あれっ?
急に不安になったけど、ひょったしたら、普通は肛門は尾てい骨近辺に付いていて私だけが違うのかも知れない。けどそうなると話が進まないので私の肛門の位置が普通だということにする。
まぁとにかく後ろから攻める方法より前方攻めの方が正統派という感じがする。
そのほうが素直だ。
後方攻めはヒネクレ者という印象はぬぐえない。
「どうしてわざとことを難しくするのか」と問い詰めたくなる。
それに 後ろからだと目が届かない。
親の目の届かぬところで「きれいになりました」と言ったところで信用できん。
でもまぁ、ものは試しで後略法も何度か試してはみたが所詮新参者の手に負える訳もなくそれからというものは前方攻め一編槍である。
この方法を使うなら絶対に人に見られてはならぬ。
左右のおみ足をおっぴらき右手に手桶、左手は股の間。
そして顔はうな垂れているかのようにその様子を見届けているわけだ。
見られた方もそして見た方もショックのあまり一瞬思考回路は停止してしまうに違いない。
これが知り合い同士ならその後の関係ははギクシャクしたものになってしまうのは避けられない。幸運なことに私は未だ見られたことも見たこともない。
見られるのは嫌だが見てみたいとは思うけど。
 次に手桶だが最近は殆どのW/Cでプラスチックの片手桶を使っている。
あの日本の風呂場で見かけるヤツである。
W/Cという人生の裏街道的場所で赤や黄色のハート型をした手桶達に出会うと少しは荒んでしまった心も癒されるというものだ。
いまや空き缶を見かけることはまずない。
空き缶は危なくていけない。
切り口がギザギザしているでしょう。
あれは危険物取り扱い免許を持っている人でも血を見る事態になるやも知れんということを頭に入れておかなかればならん。
なんてったって敵は死角になっているのであるよ。
最近絶滅しつつあるのでまぁ一安心であるが。  
ところでこのプラステイックの手桶であるが、どこで見かけても縁が黒ずんでいる。
インドネシア、タイ、マレーシア、インド、シンガポール、果てはエジプト、モロッコと国を問わずである。
「まさかウ○コじゃないよね、んなことある分けない。 でも、でも...」と確証もないままいつも使ってしまうのだが本当のところは如何なのでしょうか?
しかしそんなこと考え始めたらハンディビデもビニールホースも一緒か。
よそ様の尻に触れる確率は決して低いとはいえないのだから。
...と言う訳で御静聴有り難うございました。